衣装・シューズなど、バレエ用品を作っているメーカー「チャコット」は、肌に優しい舞台用コスメも販売しています。
舞台用メイク品と聞くと、ドーランのようなべったりと塗りたくる、肌に良くないものというイメージがありました。
でも、いまどきはそんなことはないのね。カバー力はあるけど肌に負担が少ない、という製品が多く作られているみたいです。
肌に優しいのは間違いなし
パウダー状のファンデーションで、どちらかというと仕上げのお粉、って印象ですが、下地クリームの上にパフでつけるタイプのファンデです。
個人的には、パフよりもブラシでつけた方が、きめ細かくつややかに仕上がるのでおすすめです。
パウダーだけを見た印象は、「白い・・・」という感じ
選んだ色はナチュラルオークルで、一番濃いめの色なんですが、それでも白いなぁと感じました。
でもミネラル成分が多いパウダーって、皮脂を吸収すると肌になじむものが多いんですよね。なのでチャコットもそうかなーと思い、つけてみることに。
使い方としては、スキンケアをした後、日焼け止めや下地クリームをつけた後に、パフかブラシで顔の凹凸を活かすようにつけていきます。
パフでつける場合は、パンパンと顔に叩くようにつけないで、磨くように。肌の上でパフを細かく滑らせるように、小さな円を描くようにして使うとキレイにつきますよ。
ブラシの場合は、顔の中央から外側に向かって、肌の上を刷くようにしてつけるとうまくいきますね。
パウダーのキメが細かいので、下地を使わないとシワなどに入り込んでしまいます。なので必ず下地は使ったほうがいいと思います。
舞台むきだと感じるのは、光り方
原材料も肌に刺激の少ないものが使われているし、保湿成分として油分も多く使われているので悪くないんですが、気になったのはギラつき感
やっぱり舞台化粧っぽいんですよね。顔の凹凸の、高い部分が光る感じになるので、遠目で見ると美肌に見えます。でも近くで見ると、肌のキメが目立ってしまう気が。
もちろん、元の肌がつるんとしていれば特に問題はないんですけど、シワが多い人が使うと、シワを目立たせてしまうような気がします。
あとは好みですね。個人的には、湿り気を感じるツヤがあるのはいいんですが、キトキトした感じのツヤ感は好きじゃない。
これはちょっと普段使いはしづらいかな?と感じました。
そして、時間が経ってもやはり白い感じは否めません。もともとがイエローベースの肌の人には、明るさが出ていいと思いますが、私のような色黒には向かないかなーという印象でした。
バレエ用ということで、皮脂にも強く崩れにくいし、肌にも優しくていい。容量が多く入っているので、コスパも悪くないと思います。
質感が嫌いでないなら、悪くないんですが、個人的には積極的に使いたいファンデーションではないと思いました。