ファンデーションの役目は、毛穴やシミ・シワなどをカバーして肌の質感を均一に見せることです。
そもそも肌にアラがなく、つるりとしているならファンデーションは何を使ってもいいんですけど、悲しいかな何かしらアラはあるものなんですよね。
でも、補正力の強いものには科学的な原料が多く使われていて、続けて使っていると余計に肌荒れが続いてしまうという、困ったループになります。
肌にトラブルがある人、起きやすい人のためのミネラルファンデ
体質的にケミカルな成分の化粧品は使えないという人や、少しでも肌に負担のないものを使いたいという人のために、開発されたのがミネラルファンデーション。
以前と比べてかなり知名度も上がり使っている方も増えたと思います。
肌に優しく負担が少ないので、どんどん肌がキレイになるため、もともとの「肌の質感を均一に見せる」というファンデーションの役目よりも、肌の力を取り戻すために使っている人も多いみたいですね。
ミネラルファンデはたくさんのメーカーで作られていますが、今のところ有名なのはベアミネラルとオンリーミネラルでしょうか。
特にオンリーミネラルは、美容機器メーカーのヤーマンが日本人女性のために開発したもので、国産品。
大手バラエティショップでの取り扱いも多いし、目にしたことがある人もたくさんいると思います。
コスパも高く、汗や皮脂にも強いミネラルファンデですが、粉状のものを専用のブラシで使うため、出先でメイク直しをするのに使いづらいという声が多かったようです。
そんな声に応えてか、最近は天然ミネラルと保湿成分だけで出来ている、プレストタイプのものも発売されるようになりました。
コンパクトタイプで持ち歩きしやすく、使いやすい
以前は粉状のものしかなかったんですが、最近、コンパクトケースに入ったタイプのものが発売されました。
コンパクトがちょっと大きめなのと、金ぴかなのが個人的にはちょっと気になるところ。持ち歩くためには、もっと小さくてマットなコンパクトの方がいいように思います。
ミネラルファンデとして売られているものの中には、名前にミネラルとついているだけで、良い点が全くない製品もあるんですが、これは内容が良かっただけに、惜しいなって思いました。
持ち歩きしやすいし、粉が飛び散りにくいから出先でのメイク直しにも使いやすい。そして何より、ファンデーションの役目である「肌を均一につるんと見せる」点に長けていると思います。
粒子がより、細かいのかな。そして密着度が高まってるように思います。
コンパクト内には刷毛のようなブラシがセットされてて、それを使って肌の上をサッサッと滑らせるようにして使います。
通常、ミネラルは長い柄のついたブラシで粉をつけて使うんですよね。粉をつける前に肌の保湿をしっかりしたうえで、水分を取ってからつけないと、毛穴に粉が落ちてしまうのがネックでした。
こっちのタイプだと、それが軽減されているので、肌を均一に見せるのが比較的簡単にできます。改良が進んで、肌に優しい製品がより使いやすくなっていくのは嬉しいことですね。