初めて化粧品をつけてみたのは、高校生の時でした。
友だちにメイクが好きで化粧品に詳しい子がいて、その子の家に遊びに行ったとき、メイクしてもらったんですよね。
私の家では、誰もメイクなんてしていなかったし、私もそれまで あまり興味がありませんでした。
でもメイクしてもらったら、華やいだ気持ちになったのと、自分の顔なのに印象が全然変わったのが面白いなと思ったのを覚えています。
どれがいいファンデなのか、分からない
その後、会社勤めするようになって、申し訳程度にメイクはするようになりました。
でも不器用なので凝ることもなく、身だしなみとしてしておけばいいや、という気持ちで過ごしてたんですね。
数年経って、ふと気がついてみると、周りの人や年下の子は、きちんとキレイに化粧しているのに、私はもう何年も同じメイクのまま。
野暮ったい顔のままで垢抜けないし、ファンデーションも塗っているのに、素顔とあまり変わらない。
あの日、友達の家で化粧してもらった時に感じた「変身した感じ」はどこへいったのか?!と思いました。
こんなに種類があるなんて、知らなかった
それで、これではいけないと思い、新しい化粧品を買いに行ったんですが・・・
何を買ったらいいのか、さっぱり分かりませんでしたw
まずは、基本として肌がキレイに見えるファンデーションを買おうと思ってお店に行ったのに、どれがいいのか分からず困っただけ。
パウダリーとかリキッドとかウォータリーとか、エマルジョン?とか。
それぞれどんな人が使うものなのか、どんな特徴があるのか全く分かりませんでした。
店員さんに聞こうにも、バッチリメイクをして素敵な制服を着ているキレイな人に、こんなダサイ私が話しかけていいのか?なんて。
バカにされるのでは・・・とかも考えてしまい、全然話しかけることができませんでした。
今になって考えてみると、こっちはお客の立場だし、買うつもりで行ってるんですから、気後れする必要なんて全然なかったのにね。
そして、疑問に思っていることは、詳しく笑顔で教えてもらえたのに。
最初は本当に、我ながら必要以上に緊張していたなと思います。
私は化粧品のメーカーにも疎くて、資生堂・カネボウ・花王くらいしか知りませんでした。
百貨店の化粧品売り場に行ったら、それこそ物凄い数のメーカーがあって、それぞれに美しい販売員さんがいて、最初は売り場を通り過ぎるのも小さくなっていたものです。
今ではすっかり慣れて、どこにでも突撃できますけどね!
たくさんの種類のファンデを使って、分かったこと
ファンデーションのタイプも、メーカーも、どんどん試してみて合うと思ったものを使うのが一番だと分かるまで、私はけっこうな回り道をしました。
プチプラも試したし、ハイブランドの定番ファンデーションも使いました。
肌に優しいとか、落とさなくてもOKというファンデーションも使ってみました。
それぞれに良い点があるし、肌質や環境に合う合わないかあるので、今では季節や状況によって、数種類を使い分けています。
ファンデーの一番の働きは、肌をキレイに見せてくれることですが、最近の製品はそれだけじゃないですね。
肌を紫外線や、化学物質などの刺激から守ってくれるんです。
正しくファンデーションを使うようになってから、肌の調子も良くなりました。
初めてメイクした時の「変身した感じ」がまた得られて、すごく楽しいです。
色んなブランドを試してみた中で、私個人が感じたことをこれから紹介していきたいと思います。
値段の高いものが必ずいいわけではありませんが、使ってみるとなるほどと思う点が多いのも確か。
ファンデーション選びに迷っている人に、教えるとまではいきませんが、私の話を聞いてもらえると嬉しいと思います。